ワンオペ育児や徹底育児が注目されていますね。
母親が1人で育児すると同時に最近では徹底的に子供を塾や習い事に行かせないといけない風潮があるようです。
いったい最近の育児にどうような変化が起こっているのか紐解いてみていきましょう。
ワンオペ育児に徹底育児
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ワンオペ育児は母親が1人で育児する事で、徹底育児は子供に「膨大な時間、エネルギー、お金を子どもにつぎこむよううながす子育てモデル」とされています。
この事によって共働きの母親(専業主婦じゃない母親)が子供に塾や習い事を通わせるために送り迎えするなどとさらに母親が大変な状況になって時間も心も余裕がなくなってしまっています。
このままでは育児をしている母親に異常をきたしてしまいそうです。
子どもが小さいうちに習い事をさせた方がよいなどと煽っているのですが科学的エビデンス(根拠)はないとも報じられています。
「徹底育児」という新たなパワーワード。 / 母親たちの不安をあおる「教育自己責任論」(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/UmjByhPTPt @YahooNewsTopics
— 皇后ぺんぎん (@empress_penguin) 2018年12月30日
ワンオペ育児と徹底育児報道の詳細
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今回の報道の詳細はこちらです。
「ワンオペ育児」が流行語大賞にノミネートされたのが1年前。この言葉は、ブラック企業の「ワンオペ」労働が、母親たちの家事・育児とそっくりなことから、当事者の母親たちを中心にネット上で広がりました。
「徹底育児」という言葉は、米国の社会学者のシャロン・ヘイズが名付けました。「母親たちに膨大な時間、エネルギー、お金を子どもにつぎこむよううながす子育てモデル」です。アメリカなど先進国特有の現象ですが、日本の母親たちにもそんな状況がみられます。日本はアメリカと比べても、母親に求められる子育てレベルは質・量ともに尋常ではないといわれています。
子どもが小さいうちも共働きをする家庭が増え、多くの母親は一日中働き詰めです。競争がどんどん低年齢化する社会で、一部の母親は働くだけでなく、「子育てにも多くのエネルギーをつぎ込むべきだ」という社会的プレッシャーも受け、疲れ果てています。
出典元:headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000005-mai-bus_all
ベネッセが実施したアンケート結果では「子どもの将来を考えると、習い事や塾に通わせないと不安である」や「親の教育への熱心さが、子どもの将来を左右する」の質問に6割以上の母親が「はい」と回答しているようです。
これも不安を煽る商法なのかもしれませんね。
それぞれの家庭環境にあった無理のない育児を選択しないとワンオペ育児徹底育児で母親が倒れてしまっては元も子もないですからね。
ワンオペ育児徹底育児にネットの反応は?
ネットの反応を集めてみました。
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ケンカをしても自分たちで解決ができない、待てない、自分さえよかったらいい、チャレンジ精神がないなど言いだしたらきりがないです。
親との関わりが乳幼児期には本当に大切です。しかし、その関わる時間のゆとりをもてない時代ですよね。なにかいい方法はないかと思う毎日です。
便利な世の中になってるのにゆとりがもてない、難しいです…
競争の激しい教育施設に行かせて,習い事もいっぱいで,
母も子もヘトヘトになっても,明るい未来を夢見ていたり,
そこそこの教育と,家族一緒(父親含む)の時間を大切にして,
みんなでのんびりとテレビでもを見て,笑っている今を大切にしたり,
それぞれでいいんだけれども,
躾や社会的な義務や責任を果たす姿勢をどう育てるかが大切だと思う。
これは子育ての主権を握る 母親としては、ある程度仕方ない事ではあるだろうが、その徹底育児が時として子供を追い詰める事になりかねない。
そこで父親まで一緒になって子供を追い詰めていたら子供はストレスで歪みかねない。母親だって一生懸命だから思い通りに行かないと辛いのだ。
自分は 父親としてそんな母親と子供の安全弁として余裕を持った対応を心がけた。
所詮子供は自分の思い通りになど行かないと心得ることじゃないかな。思いもしない可能性も秘めているものだしね。
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共働き家庭は習い事行かせるなら一緒に遊ぶ時間にあててください。一緒に絵を描く、一緒にプールに行く、一緒にドリルをやる、一緒に歌をうたう、一緒に楽しめることをしていくうちに我が子の特性を見抜いて伸ばしてあげてほしい。公文は年長からで間に合います。プールも運動神経のいい子に秒で抜かれます。一緒に公園で遊ぶほうが素敵です。親との時間、習い事でも引き離され悲しいです。
進路については父母で揉めることもあるかと思いますが、子どもの可能性、選択肢を広げられるという観点で選択していくと良かったです。
あと、無理してお金かけるのも生活水準の差が子どもを傷つける場合があるので要注意です。
私はいくつも習い事をさせてもらいましたが、それよりもっと親と一緒に過ごしたかったです。
忙しい親だったので習い事はさせっぱなしで上達具合を確認したり褒めたりすることはなく、日常的に親とおしゃべりしたり遊んだりした記憶もありません。長期休暇には旅行などに連れて行ってもらいましたが、日常的な家族の交流はほとんどなかったです。
でも、情緒的に安定していて素直で素敵だなぁと思う友人の多くは、話を聞くと幼少期から日常的に親とよく話し、よく遊び、愛情表現をされていたようでした。
私は自己肯定感が低いうえに無駄にプライドが高く、かなり生きづらさを感じています。この性格が全て親のせいではないと思いますが、日常的に愛情表現をされていたら違ったのかなとは思います。
少子化の時代で子供は本当に宝物だと思います。悩む母親をサポートして社会全体で子供を育てていかなければならないと思うので、女性同士でいがみ合うのは本当に残念で無駄なことだと思いました。
女性が子供を産み育てることが社会からの要請だと唱える政治家もいるようなので、そういう方たち主導で自己責任にならないような仕組みづくりをしていただけたらと思います。
子供の教育には、父親の力も必要だから、両親の共同作業によって、子供が育っていきます。その子供が立派に成長できるかは、両親次第。
習い事や特技を習得するのはいいけど、そこで何かを学び取ると同時に、何よりも人を思いやる心も持たなければいけません。そこに、両親の技倆が求められる。直接の会話でもいい。一緒に旅行や買い物に行ってもいいです。
あるコメントを拝見したら、「心が豊かでない子供が増えている」という失望しかねないコメントがありました。
金・物が増えているというのに、心のゆとりが減ってしまった感じは、私でも判ります。
心のゆとりを取り戻すには、一朝一夕では出来ない。難しい話です。
平成時代で大きく失ったものではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ワンオペ育児にさらに徹底育児で母親のやらなければいけない事がどんどん増えていってる現状があるようです!
専業主婦の母親ならまだできるとして働いている主婦さんが習い事の送迎や週末にも習い事をさせるなど大変な状況になってしまっています。
この状況を打開する為には父親(旦那)の協力も必要になってくるでしょうし無理に習い事に行かせるよりかは家族での会話や時間を共有する事も大事であるという事がわかりました。
どういう解決策があるのか各家庭での家族会議が必要であると思います。
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